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今回は、不動産を購入する際に目にする土地の「坪単価」と「一種単価」について、改めてわかりやすく解説します。
土地の坪単価とは?
まず、「坪単価」とは、土地の面積を表す単位である「坪」あたりの価格のことです。
- 1坪 = 約3.31平方メートル
坪単価は、土地の価格を坪数で割って算出します。
- 土地の坪単価 = 土地の価格 ÷ 坪数
例えば、1,000万円の土地が50坪だった場合、坪単価は20万円となります(1,000万円 ÷ 50坪)。これは、その土地を平面的な広さで評価する際に用いられる、最も一般的な指標です。
一種単価とは?
「一種単価」とは、「容積率100%あたりの土地単価」のことです。坪単価が土地の平面的な広さで価格を評価するのに対し、一種単価は、その土地にどれだけの大きさの建物を建てられるか、つまり「容積率」を考慮して価格を評価する指標です。
一種単価は、主に収益物件(マンションやアパートなど)を建てる際の土地の投資効率を判断するために使われます。
- 一種単価の計算式 = 坪単価 ÷ (容積率 ÷ 100%)
例えば、以下の2つの土地を比較してみましょう。
- A土地: 1億円、100坪、容積率200%
- B土地: 1億円、100坪、容積率400%
どちらも坪単価は100万円です(1億円 ÷ 100坪)。しかし、一種単価を計算すると、土地の持つ価値の違いが明確になります。
- A土地の一種単価: 100万円 ÷ (200% ÷ 100%)= 50万円
- B土地の一種単価: 100万円 ÷ (400% ÷ 100%)= 25万円
一種単価が低いほど、容積率が高く、より大きな建物を建てられるため、収益性が高い土地と判断されます。上記の例では、B土地の方がより効率の良い土地と言えます。

なぜ両方知っておく必要があるのか?
坪単価は住宅用の土地を選ぶ際の一般的な指標ですが、一種単価は投資用物件を建てる際の土地のポテンシャルを測る重要な指標です。
一戸建てを建てる場合、容積率を最大限まで使い切ることが少ないため坪単価が重視されますが、マンションやビルを建てる際には、容積率を考慮した一種単価が非常に重要になります。
土地探しや住宅購入を検討されている方は、ご自身の目的に合わせてこれらの単価を参考に、最適な土地を見つけてくださいね。
土地探しでご不明な点がありましたら、いつでもお気軽に合同会社はっと家までご相談ください!皆さんの家づくりを全力でサポートします!🏡✨